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春の嵐

暫くブログも更新していませんでしたが、春の嵐のような出来事が色々。
簡単に言えば、また「お見合い」の話なんですが。

親の勧めである人と会っていました。それなりに波長が合うようで、
今後も継続して会ってみましょうか?という話をした頃でした。ある
きっかけで、彼女が「とある病気」を持っている方だと判ったのです。

先日も、遺伝について失言問題があったばかりですが、まさか自分の身に
降りかかる問題だとは思いませんでした。当然、迷いました。戸惑う私を
見かねて、親は勧めて済まなかったと謝りつつも、今ならまだ引き返せる
と説得され、このお見合いは破談という事になりました。

自分も数日悩みました。もしかしたら、子供には出ないかもしれないし、
運に賭けてみるのも…でも現実は奇麗事では済みません。親も無理やり
引き離した事を悔やんでいたようで、知人の医療関係者の人に正直に
状況を説明し、判断を仰いだそうです。

結果。遺伝するリスクが高く、専門家から言えば結婚はお勧めできないとの
話でした。理屈では判るものの、やはり子供に症状が出た場合、自分は
それを一生背負えるか?と言われれば、何も言えません。

親も調べてから勧めれば良かったと話をしていましたが、親と腹を割って
話をしているうちに、こういう話は近所でも沢山あると判りました。でも、やはり
こうした問題は子供の将来に関わる話なので、親も伏せてしまうのが
実情のようです。

2000年頃でしたでしょうか?最初のお見合いは、自分が相手をその気に
させる事が出来ず、相手の両親が我が家にお詫びに来ました。相手の
お母様がかなり一生懸命でしたが、帰って行く姿は見ていられませんでした。

その後はドライな話が多く、あっさりした人は、会った当日の夜にメールで
お断りをして来ました。暫く、それ程傷つく事もなく、7~8人程お見合いをし、
35歳という節目もあって、そろそろと思っていた時でした。

まさか、今度は自分から断る立場になるとは。しかも、理不尽な理由で。
現実はドラマ以上に過酷で残酷だと知りました。割り切れないけれど、
親も自分の為を思って正直に相談してくれたので、その結果を受け入れる
しかないのだなと思いました。

ごく普通の、何もないような家庭でも、ある時突然、何らかのハンデを持った
子が生まれる事があります。自分がそうなった時、どう向き合えるのか?
いつも辛い事から逃げる事を考えてばかりの自分ですし。

ちょっと変わり者という事で、小中高と虐めに遭いましたが、その時も
親や先生と話をする事で救われ、励まされ、その悔しさをバネに大学へ
進学し、一生の友達でいられる仲間達と会う事ができました。

他の男連中が風俗で遊んでいる時も、女の子を自慰の道具として
扱えずにわざと泥酔して宿泊先に逃げていました。その一方でやっぱり
自分は男なんだなと思うし、この年齢になれば、もう子育てをする体力は
限られてくるのではという不安があります。

自分を責めても仕方ないんだけど、やはり生きていくしかないんだなと
感じます。最近「生きているだけでも凄い事」という言葉を癒しの言葉
として目にしますが、そこには、大人だけでなく、子供の自殺も増えて
いる事も理由にあるのでしょう。

以前ブログで書いた言葉は最近急逝された、ある知人に宛てた
「ご冥福をお祈りします」という言葉の英訳です。自分の名前を呼んで
くれた人が、この世からいなくなるというのは言いようのない切なさです。

自分でもどう、まとめたら良いのか判らないけれど、とにかく生きて
いくしかないんだなと思う。そんな事を考えさせられた2007年の春でした。

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コメント

子を持って親の有り難味がわかるって言うけど、本当にそう。
私の親戚にも遺伝の事で結婚出来ない息子を抱えた方がいるけど、親の遺伝子を引き継いでしまったんだもん本人には、何の原因もないんだよね。突然出る場合もあるし。。。
親だってこんな体に産むつもりなんてなかった。五体満足な子供であって欲しかった。でも現実には、そうでなかった。逆らえない定めとしか言えないんだろうね。
幸い私の従兄弟は男だった為に傷害が出ずに五体満足でいる。でも、事は違うんだ。
「リュウマチは、女の血に出る。もし、自分の子が女の子で障害が出たなら・・・そう考えて俺は、結婚しないんだ。」私と同じ歳の男の子だけどね、それを 『邪魔されたくない』 と彼は、表現するんだよ。
夢ちゃんの親御さんだって悩んだんだと思うよ。
奇麗事じゃ済まない一生のこと。
誰のせいでもない。神様のイタズラ。。。残酷なね。
でも、理解してくれる人は必ずいる。私は、そう思うよ。
だから、彼女も前向きに頑張ってるんだと思う。

投稿: asachin | 2007年5月 7日 (月) 17時13分

asachinさん、ご心配かけてすみません。

やっぱり自分は人に話す事で多少は気が
紛れる気がしたし、誰かに聞いて欲しい
という思いがありました。

焦らず、歩いて行こうと思います。

投稿: 夢。 | 2007年5月 7日 (月) 22時00分

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